こんにちわ~zacca家です。
zacca家では第3子となる長男が2022年3月に誕生しました!生まれた日の一日のドキュメントは別記事で紹介していますのでよかったら見てくださいね。
今回の記事は赤ちゃんが生まれる前後に必要になる手続きについてまとめたものです。
出産前後に必要な手続きは様々、提出先や期限もバラバラで毎回どうしていいか、なにから手続きしたらよいか迷ってしまいます。
zacca家では第3子となるので3回同じ手続きをしてきました。それでも手続きに迷うことがあります。
3回目だけど迷ってしまうのに、初めての赤ちゃんの方はもっと迷ってしまうのではないかと思い記事にしました。この記事はzacca家の備忘録も兼ねています。
備忘録って、4人目ってこと!?
ないない汗
それではどうぞよろしくお願いしま~す。
聞いてんのかーい!
この記事は、「赤ちゃんの出産を控えたママ・パパ」にオススメの記事です。
- 出産後は、何かとあわただしくなるので、事前に必要書類・手続き内容を確認しておこう!
- スムーズに手続きできるよう、夫婦・両親・親戚等で情報共有しておこう!
産後に必要な手続きリスト・期限
- 出生届
- 出生連絡票
- 健康保険加入
- 乳幼児医療費助成
- 児童手当金
①出生届(しゅっしょうとどけ)
▶▶提出期限 出産日を含め14日以内
▶▶提出先 子の出生地、本籍地または届出人の所在地の市町村役場
▶▶必要書類 出生届(出生証明書)、母子健康手帳、印鑑
出生届は子どもの戸籍を作るうえで必須の大切な書類です。この届をして、すべての手続きがはじまります。出生後はすみやかに提出しましょう。里帰り出産の場合は、出産した現地の役場へ届け出も大丈夫です。
出生届の提出日は、住民票に記載されます。
日付にこだわる方は注意してください。
出生届の用紙は役場にありますが、出産した病院や産院でもらえることもあります。ご自分で用意した出生届を使いたい場合は、入院時に病院や産院に渡しておきましょう。
ミッフィー柄の出生届あったのに使いそびれた。
zacca家の場合、退院時に産院が用意した出生届をいただきました。
出生届の用紙は右半分が「出生証明書」となっていて、出生証明書には出産に立ち会った医師、または助産師に記入してもらう必要があります。そのため産院で用意されていることが多いです。
②出生連絡票
▶▶提出期限 提出は必須ではないが、出生後すみやかに
▶▶提出先 住民票のある市区町村の保健福祉部署または保健所などに
▶▶必要書類 出生連絡票
出生連絡票は、母子手帳または妊娠健康診査費用補助券などに、ハガキの形で付属されています。
出生届を提出する際に、提出するか、役所の窓口で確認されました。
この連絡票を提出すると出生後の子どもやママの体調の確認、育児相談や母子保健サービスを紹介するために、希望者の自宅へ助産師さんなどの訪問を受けることができます。
この連絡票の提出は、必須ではないようです。
コロナだし、3人目だしもういいっか
③健康保険加入
▶▶提出期限 出生後すみやかに
▶▶提出先 社会保険:勤務先の担当窓口 国民健康保険:自治体の担当窓口
▶▶必要書類 社会保険:申請書、本人確認書類、扶養者と子どものマイナンバーに
国民健康保険:申請者の保険証・マイナンバーまたは本人確認書類
各自治体から子どもの医療費助成を受けるのに必須です。両親どちらかの扶養として加入することになります。夫婦共働きの場合は、収入の多い方の扶養に入るのが一般的です。(健康保険上の扶養)
健康保険証は子どもの1カ月検診時には必要となりますので、出生届を提出後すみやかに作成しましょう。加入手続きが遅れると助成が受けられず、病院にかかった場合に全額を立て替え払いすることになります。
④乳幼児医療費助成
▶▶提出期限 子どもの健康保険証が届いたらすみやかに
▶▶提出先 各自治体の担当窓口
▶▶必要書類 子どもの健康保険証、申請者の本人確認書類、印鑑
乳幼児医療費助成を申請すると、乳幼児医療証が発行されます。
各自治体によって設けられている制度なので、対象となる年齢や助成金額はお住いの地域によって様々ですが、子どもが医療機関で治療や診察を受けた費用(保険適用後の自己負担分)の一部または全部を自治体が助成してくれる制度です。助成を受ける方法も自治体によって異なりますので、乳幼児医療助成を申請する際に確認してみてください。
子どもの1カ月検診から助成の対象となりますので、健康保険証が届いたらすぐに申請しましょう。
zacca家の地域では、病院窓口で
健康保険証と乳幼児医療証を提示すれば助成してくれます。
⑤児童手当金
児童手当金とは、0歳から中学卒業までの児童を養育している世帯に支給される手当金です。子どもの年齢によって支給額が変わります。
- 3歳未満・・・一律15,000円
- 3歳以上小学校終了まで・・・10,000円(第3子は以降は15,000円)
- 中学生・・・一律10,000円
- ※子どもの養育人数に応じて所得制限があります。所得制限を超える場合・・・一律5,000円
▶▶提出期限 出生日の翌日から15日以内
▶▶提出先 各自治体の担当窓口(公務員の方は勤務先)
▶▶必要書類 児童手当認定請求書、印鑑、振込先口座番号、健康保険証(写し)、本人確認書類
申請した月の翌月分から支給を受けることができます。申請が遅れると、その分の手当てを受けられなくことがあるので注意が必要です。期間をさかのぼって手当を受け取ることはできません。
出生届と同時に申請しておくことをおすすめします。
産前から確認が必要な手続きリスト・期限
- 出産育児一時金
- 出産手当金
- 育児休業給付金
⑥出産育児一時金
出産育児一時金とは、加入する健康保険組合から受け取れる補助金のことです。赤ちゃん1人につき42万円、多胎の場合は42万円×人数分が支給されます。※出産費用は健康保険がきかないので補助金という形なんですね。
受け取り方法は利用する制度によって異なります。直接支払制度が便利で楽ですが、利用できるかどうか産院に確認してみてください。
▶▶提出期限・提出先
▷▷▷直接支払制度:医療機関に入院時または入院までに申請
▷▷▷受取代理制度:加入健康保険組合に出産予定日の2か月前以降に申請
▷▷▷産後申請 :加入健康保険組合に出産日翌日から2年の間に申請
直接支払制度
健康組合から医療機関に出産育児一時金が直接支払われます。多くの医療機関がこの制度を採用しています。退院時の支払いが差引いた金額だけ支払えばいいので楽です。
▶▶必要書類 「直接支払制度利用の合意書」※返金できる差額がある場合は、健康保険証、母子手帳(写し)振込先口座、印鑑
私たちはこの制度でした
受取代理制度
医療機関が「直接支払制度」を導入していない場合は、健康保険組合に申請することで「直接支払制度」と同じように、組合から医療機関へ支払われます。
▶▶必要書類 「出産育児一時金支給申請書」※返金できる差額がある場合は、健康保険証、母子手帳(写し)振込先口座、印鑑
産後申請
出産費用をすべてご自身で支払った後に、健康保険組合に申請し、支給を受ける方法です。
▶▶必要書類 健康保険組合から申請書類を受け取り、出産入院時に医療機関で必要内容を記載してもらい、退院後に健康保険組合に申請します。
⑦出産手当金
主産前後の産休中は、会社からの給料が無給となりますが、加入している健康保険組合から給料代わりの出産手当金が支給されます。もし出産前に退職していても、1年以上続けて勤務していれば、出産手当金を受け取れる可能性がありますので、元の勤務先に確認してみましょう。
支給対象期間は、出産予定日の42日間と出産後56日間の98日分です。出産予定日と実際の出産日が異なる場合は日数が変わります。
受け取れる金額は産休開始前の67%(約3分の2)となります。
▶▶提出期限 産後57日目以降、2年の間に
▶▶提出先 勤務先
▶▶必要書類 健康保険出産手当金支給申請書、健康保険証(写し)
申請書類は医療機関で記入してもらう項目があるので、事前の準備が必要です。
⑧育児休業給付金
産休期間がおわったら、次は育休期間となります。
育休期間には育児休業給付金の支給を受けることができす。
育児休業給付金の支給対象となるのは、産休期間の終了翌日(出産手当金の支給が終わった翌日)から子どもが1歳になるまでです。
もし子どもが保育園に入れなかった場合は、最長2歳まで延長することができます。
産休に入る前に、勤務先に育児休業給付に関する書類を提出しますが、初回の給付は育休開始から2か月後となります。以降2カ月ごとに申請が必要となります。
▶▶提出期限 育児休業開始から4カ月以内、2回目以降は2か月ごとに申請
▶▶提出先 勤務先
▶▶必要書類 休業開始賃金月額証明書、育児休業給付受給資格確認票、育児休業給付金支給申請書、賃金台帳、出勤簿、母子健康手帳(写し)、本人確認書類
事前に職場と書類のやり取りの方法などを確認しておきましょう。
支給金額は育休開始から6か月間は月収の67%(約3分の2)、それ以降は50%となります。
その他必要に応じて申請するもの
⑨高額療養費助成
ひと月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、自己負担限度額を超えた分は高額療養費として申請し、後から払い戻しを受けられます。自己負担額の限度額は年齢や所得によってきめられています。
一般的な年収なら8万円程度が限度額となります。健康保険の範囲内の治療であれば8万円以上の医療費は不要となります。
自然分娩は病気ではないので全額自己負担で高額療養費の対象外ですが、帝王切開や管理入院など保険適用の手術入院などをした場合は対象となります。
あらかじめ高額の治療費がかかるとわかっている場合は「限度額適用認定証」を発行しておきましょう。社会保険加入者は社会保険協会、国民健康保険加入者は自治体の国民健康保険窓口に行けば発行してもらえます。
▶▶提出期限 すみやかに
▶▶提出先 健康保険組合
▶▶必要書類 高額療養費支給申請書、医療機関の領収書、健康保険証、振込口座など
事前認定の場合:限度額適用認定証、健康保険証
⑩未熟児養育医療給付金
出生児体重が2,000g以下の未熟児の場合や医師が入院の必要性を認め指定医療機関に入院している乳児などを対象に、入院時にかかった保険適用後の自己負担分を給付する制度です。
▶▶提出期限 出生後速やかに
▶▶提出先 各自治体の担当窓口または保健センター保健所
▶▶必要書類 養育医療給付申請書および意見書、子どもの健康保険証、納税証明書、本人確認書類
まとめ
今回の記事では産前産後にする必要な手続きについてまとめました。
zacca家でも、まさに手続きの最中で、記事を書いている翌日、会社へ健康保険証をもらいに行ってきました。これで乳幼児医療費助成の申請も可能になりますね。
一カ月検診に間に合いました
出産後の手続きは様々あり、事前に調べておくことが大切です。この記事が出産前のママ・パパに役立っていただければ幸いです。
出産前の時間に余裕のあるうちに、しっかり準備しておき、受け取れるはずのお金や免除されるべきお金を逃さないようにしましょう。
夫婦で情報を共有しながら、協力して手続きをしていきましょう。
また出産がどんなに安産だったとしても、ママは疲労困憊、とても大きな負担がかかっています。
産じょく期と呼ばれる産後1カ月は特に、子どもの世話をする以外は安静にし、外出が必要な手続きや申請は、夫や両親などを頼りましょう。
zacca家では「産後に必要な手続き」をかふぇ(夫)が。「産前から確認が必要な手続き」をらて(妻)が分担し、手続きをしました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
それではまたっ
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